会社経営の序章:社長の役割は会社の旗を立てること

会社経営の序章:社長の役割は会社の旗を立てること

社長は会社の理念・ビジョン・戦略・ビジネスモデル・経営施策・経営計画を考えます。そして、会社の経営理念や経営目標を掲げます。そうすると、掲げた旗の下、会社が纏まり燃える集団となります。会社を成功させるには先ず社長は大きな旗を立てることです。

理念は社長の思い、ビジョンは社長が描くビジネスのロマン

創業当初は経営理念が漠然としていても、徐々にその思いはハッキリしてきます。初め、ビジョンは夢であっても、思い続ければ実現できるようになります。

ビジョンを実現するには戦略とビジネスモデルは必須

戦略とビジネスモデルがない事業活動は場当たり的で小手先だけでやっていることを意味します。戦略とビジネスモデルが無ければビジネスは成功しません。

経営計画・事業計画はビジネスのシナリオが描かれています

最初は現状の延長で経営計画・事業計画が作られますが、段々と経営計画・事業計画策定の深い意味がわかってきます。そして「計画は計画、実際とは違う」と言っていたものが、経営にはなくてはならないものになります。

会社経営の根幹はマーケティング戦略

経営戦略・ビジネスモデル・経営施策・経営計画は現実を見ながらカット&トライを流れるように繰り返して、真剣に考えます。そうすると、「これは実現できる」と実感できるような経営計画が出来上がります。このビジネスの道筋を導く根幹はマーケティング戦略であることを理解しなければなりません。

自分自身を振り返ると、創業当時は受注することに必死で我武者羅に仕事をしていました。足元のボールを蹴るのに精一杯、経営理念を考えている気持ちの余裕はありませんでした。

しかし、ビジョンは勇気を与えてくれました。戦略やビジネスモデルは走りながら考え、そのフレームで事業(商売)を展開しました。経営計画は最初は単純でしたが、事業を導く不思議な効果に気がついていきました。経営戦略は非常に重要です。